三井物産本社ビル
社長紳士録(1964年 東宝)
小泉礼太郎(森繁久彌)が常務を務める大正製紙の本社ビル。小泉は子会社大正製袋の社長でもある。
大正製紙本社ビル(三井物産本社ビル)。F01
撮影当日は外壁の工事中らしく、一部に覆いがかけられていた。
小泉を乗せた社用車が通りから入ってくる。F02
車が到着し、すかさず秘書の原田(小林桂樹)が駆け寄ってくる。F03
ドアを開け出迎える秘書の原田。F04
鞄を持って後を追う秘書の原田。F05
玄関に向かう2人。F06
〔解説〕
当初、F02に見える道路右側の大気なビルをNTT日比谷ビル、道路奥の樹木が日比谷公園と推測し内幸町辺りを徹底的に調査していた。そうなると大正製紙のビルが日本勧業銀行本店(現みずほ銀行本店)となるわけだが、どうにも一致しない。
結局最後には建設産業図書館の江口殿にお世話になって一件落着。
〔このシーンの出演者〕
・森繁久彌 ・小林桂樹
〔ロケ地情報〕
名称:三井物産本社ビル
住所:東京都千代田区大手町1-2-1
交通:東京メトロ、都営地下鉄大手町駅C5出口直結
現地撮影:2010.03.27