関西大学

海の若大将 (1965年 宝塚映画・東宝)

 この作品での京南大学といえば、関西学院大学。これは皆様もうご存知のことと思う。しかしだ、雄一の所属する水泳部のロケでは関西大学のプールが使用されたのには驚いた。

 

▼4コースのスタート台に立つ若大将_画像①

 

▼更衣室側から見る。奥は斜面を利用した階段状の簡易スタンドになっている_画像②

 

▼ドックフードでのバーベキュー大会もいい思い出_画像③

 

▼青大将の父親が「澄ちゃんを新次郎に譲ってくれ」と頼みに来たりもした_画像④

〔解説〕

 関西大学のプールは昭和39年(1964)、創立80周年を記念し教育後援会が建設し、大学に寄贈した。当時、最新の珪藻濾過装置を備えた競泳用の公認プールとして、正課体育や水泳部の練習に活用された。(関西大学年史編纂室より引用)

 まあ当時の関西地区では最先端のプールだったわけで、西宮の関西学院のプールがどの程度だったかはわからないが、わざわざここのプールで撮影したということだ。

 

「うっそ~!」と思うかもしれない。私も最初は半信半疑だった。でもこの画像を見れば一目瞭然だ!

 

▼プール完成から1年後のロケ。更衣室や周りの樹木の枝振りまで同じだ_画像⑤

尚、現在このプールが存在するかどうかは調べていない。関西大学のキャンパスマップを見ても確認できないので、多分取り壊されたと推測する。

 

〔このシーンの出演者〕

 ・加山雄三 ・江原達怡 ・佐原健二 ・北竜二 他

 

〔ロケ地情報〕

名称:関西大学千里山キャンパス

住所:大阪府吹田市山手町3-3-35

交通:阪急電鉄千里線関大前駅下車 徒歩5分