石川島ブラジル造船所

リオの若大将 (1968年 東宝)

 若大将が大学4年の夏、平山博士(宮口精二)のアシスタントとして訪れたのが石川島ブラジル造船所だ。

 

リオ国際空港を出た若大将と谷村江美子(中尾ミエ)はまずここを訪れる。ここには江美子の父親(北沢彪)が技師長として勤務している。

▲造船所正門(画像①)
▲造船所正門(画像①)
▲事務所内での平山博士(左)と谷口技師長(画像②)
▲事務所内での平山博士(左)と谷口技師長(画像②)
▲ありし日の造船所全景(画像③)
▲ありし日の造船所全景(画像③)

〔解説〕

 石川島ブラジル造船所(略称“イシブラス”)は当時の石川島重工業社長 土光敏夫の英断により、1959(S39)年1月、リオ・デ・ジャネイロに現地政府当局とIHIの出資により日本・ブラジル合弁の造船・重工業会社として設立された。現地名を「Ishikawajima do Brasil-Estaleiros SA」という。

 その後イシブラスは、中南米最大、随一の造船・重工業会社として発展し、35年の間、各種船舶や海洋構造物、大型舶用ディーゼルエンジン、そして高炉、圧延機、水門、クレーンなどの陸上機械を、ブラジル国内のみならず周辺各国に提供してきた。
 しかいブラジル経済の悪化により、1994(H6)年イシブラスは現地の大手造船会社エマキ・ベロルメ社と合併し、インダストリア・ベロルメ・イシブラスとなったが、日本企業による海外進出のパイオニアとして大きな足跡を残すものであり、日本とブラジルの交流に大きな貢献を果たした。(某所から引用)

 

〔このシーンの出演者〕

 ・加山雄三 ・中尾ミエ ・宮口精二 ・北沢彪

 

〔ロケ地情報〕

名称:石川島ブラジル造船所

住所:シンコ通り-カジュー,リオデジャネイロ,23058-440,ブラジル辺りか・・・

交通:外国なので各自で自由にお調べください<(_ _)>

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